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県立大入試・不正告発問題で結論  調査委員会「改ざんなし」

岡山県立大で、「デザイン学部の入試結果の改ざんがあった」と告発された問題で、大学の調査委員会は27日、成績の操作はなかったとする最終報告を出しました。これを受け、大学側は調査を終了することを明らかにしました。

非公開での会議終了後、調査委員会の委員長を務める、板野次郎弁護士と、県立大学の阿部淳二事務局長が、調査結果の概要を説明しました。この問題は、平成23年度のデザイン学部造形デザイン学科の一般入試で、センター試験と実技のデッサンの合計点数が合格ラインに達していたにもかかわらず、採点した教員がデッサンの点数を低くなるよう操作していたとして、今年2月、学長宛に告発されたものです。大学側が立ち上げた調査委員会では、不正を告発した学内関係者と実技試験の採点委員など、あわせて16人から聞き取り調査を行いました。その結果、実技のデッサンの点数を操作したことについて、告発者を除くすべての人が成績の操作を否定したということです。さらに、告発者の証言が一部事実と異なる点が、あることなどから、「不正はなかった」と結論づけました。県立大学は、今回の調査結果を大学として受け入れ、調査を終結することを決めました。この問題を受け大学では、入試の採点方法や合格者決定の手順について教職員に徹底すること、内部告発や通報制度の規約などを整え、再発防止に努めるということです。また、告発した学内関係者への対応について阿部事務局長は「学内の規定にのっとって適切に対応する」と説明しました。

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  • 放送日:2013/05/28(火)
  • 担当者:六路木 謙治
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