明日から一週間、総社市が独自に定めた総社市防災週間が始まります。期間中は、防災についての意識を高めてもらおうとさまざまなイベントが予定されています。
総社市役所の正面玄関には、「備える心を忘れない総社市防災週間」と書かれた懸垂幕がお目見えしました。防災週間の始まりを記念して行われたイベントでは、 片岡 聡一市長が「マニュアル通りや机の上での訓練からは、
脱却しないといけない」と災害や訓練のへ意識を変えるよう伝えました。この総社市防災週間を定めたきっかけは、平成24年に開かれた「子ども議会」です。中学生議員と市の幹部が意見交換をするものでこの議会の中で、当時総社東中3年の中島 由香さんの提案がもとになり実現しました。また、この日は、岡山県立大学の学生と市が共同で制作した「防災かるた」のデザインの市民による投票結果も発表されました。学生が考えたデザイン11種類の中から、145票中77票を獲得したデザイン学科4年安藤吉子さんが表彰されました。安藤さんと、投票の結果2位だった福井 智恵美さんのかるたは、市内の幼稚園や小学校などに贈られます。防災週間中は、市内の幼稚園などでかるた大会をしたり、市の職員による土のうづくりの訓練などが行われます。




