倉敷市真備町で、タケノコの成長過程でみられる水「竹水(ちくすい)」の採取が今週から始まりました。
竹の水「竹水」とは、タケノコが大きくなった若竹から採れるものです。「竹水」には、保湿性に富んだアミノ酸や糖類などが多く含まれていて、化粧水や石鹸などへの商品開発が行われています。2008年4月から竹水化粧品を販売している倉敷市真備町の『エコライフ マビ』では、製造用の竹水を、今年も5月21日の早朝から採取しています。「竹水」は、タケノコから若竹へと成長するわずか20日間しか採取できない貴重なものです。特に今年は、タケノコが不作でタケノコ自体が生えてこない状況にあり、いつもの年より1週間遅れで採取を開始しました。箭田大塚古墳の竹林で朝6時から行われた作業ではポリ袋いっぱいに溜まった竹水を回収しました。なお、今年最初の作業では、約100本の若竹から約およそ170リットルの竹水を採取しています。【インタビュー】エコライフ・マビ中山悍慈社長




