和紙ちぎり絵の全国公募展『和展』の倉敷巡回展が倉敷市立美術館で始まりました。
会場には『和展』の入賞作品を中心におよそ80点が展示されています。『和展』は日本和紙ちぎり絵協会による全国公募展で2年に1回開かれています。今回の巡回展は、東京を皮切りに、新潟県新潟市、岩手県盛岡市を経て倉敷にやってきました。毎回、風景画や花をモチーフにした作品が多く、今回も鮮やかに彩られた作品の数々が訪れた人を楽しませています。中でも今回は東日本大震災が発生した直後を描いた作品や、岩手県陸前高田市の『奇跡の一本松』など、メッセージ性の強い作品が多く並びました。地元・倉敷からは7人のちぎり絵愛好家の作品も出展されています。和展の倉敷巡回展は19日(日)まで開かれています。




