総社市内の官民で組織する「県立博物館を誘致する会」が今年度の総会を開きました。
総会は、各団体の代表者20人が出席して行われました。会長を務める総社商工会議所の清水男会頭は「建設するとなると10年はかかる。これからも息の長い活動をしていきたい」とあいさつ。副会長の片岡聡一市長は「官民ががっちりスクラムを組んでやっていくことが大事」と力を込めました。この組織は、地元経済界の提言を受け、平成10年から活動を続けていて、今年で15年目を迎えました。岡山市中心部にある県立博物館の規模を拡大し、国民宿舎サンロード吉備路の南側に誘致しようというものです。総会では、県が重点施策に「新しい県立博物館構想の推進」を盛り込んでいること、新しい知事が誕生したことから、引き続き粘り強い啓発活動を続けることを確認しました。出席者からは、進捗状況の遅さを指摘する声があがったほか、博物館と観光振興をセットにして誘致活動を考えるべきという意見も出されました。




