自転車の盗難防止を呼び掛けようと、岡山県立総社南高校で自主防犯組織「トラレンジャー」の委嘱式が行われました。
「トラレンジャー」に委嘱されたのは、総社南高校で交通委員を務める1年生から3年生までの42人です。生徒を代表して、3年生の中村萌夏さんが、総社警察署の間野洋児署長から委嘱状を受け取りました。そして、隊長役を務める3年生の森山佳名子さんが「総社南高校から一人の被害者も出ないよう努力します」と宣誓しました。これを受け、間野署長は「一つ一つの行動が地域の防犯意識の変化につながることを信じています」と激励しました。総社警察署と総社南高校では、自転車盗難のおよそ4割を占める高校生の被害を抑制しようと、平成20年度から継続的に「トラレンジャー」を委嘱しています。「トラレンジャー」の42人は、月2回のペースで生徒に二重ロックを呼びかけ、盗難防止の意識高揚を図ります。




