玉野市の渋川動物公園では国の天然記念物であるイヌワシのヒナが生まれ、話題となっています。
生まれたヒナは体長15センチほどで白いふわふわの毛に覆われています。今月3日に卵が孵化しているのを従業員が見つけました。生まれて3週間ほどの間はお母さんのお腹の下で餌をもらいながら育つそうです。渋川動物公園のイヌワシは2006年にペアでやってきました。それからほぼ毎年卵は確認されていましたが孵化には至っていませんでした。しかし、今年は繁殖期に見られる、親鳥のなわばりを主張する行動が例年以上に激しく、従業員の期待も高まっていました。今は親鳥の下に隠れていてヒナの姿を確認できる機会は少ないのですが、運良く見ることができた親子連れもいました。ヒナは順調に育てば3週間ほどで白い毛が徐々に黒くなり、親鳥の下から出て 動き回るようになるそうです。




