春の高校野球岡山大会は倉敷マスカットスタジアムで決勝戦が行われ、岡山理大付属が玉野光南を下し１１年ぶり４度目の優勝を決めました。
ノーシードから粘りの野球で決勝まで登ってきた玉野光南。先制のチャンスは理大付・先発の藤原の立ち上がりでした。ランナー２人を置いて４番の佐藤。
（ショートゴロ）ランナーが三本間に挟まれ先制のチャンスを逃します。
光南の先発はエースの星。序盤からランナーを背負いながらも要所を締める投球で理大付に得点を許しません。両軍、ランナーを出しながら決め手を欠く中迎えた４回。光南は星、高祖の連続ヒットでノーアウト１・２塁のチャンスを作ります。しかし、バントの構えから見送りで２塁ランナーの星が飛び出し。その後もダブルプレーで大きなチャンスを逃します。次の回の理大府。
気落ちした星を攻め下位打線の７番村本、８番佐藤が連続ヒットでチャンスを作り、トップの森本。しぶとく１・２塁間を破り２人を迎え入れました。
さらに勢いに乗る理大府は８回。この回から代わった２番手・玄馬を攻めノーアウト満塁とします。バッターは当たっている３番村上。
完璧だったという一撃は勝負を決めるグランドスラム。
理大府が光南を６‐０で下し１１年ぶり４度目の優勝を決めました。
岡山理大付属は６月１日から島根県で開かれる中国大会に出場します。
