倉敷市の阿智神社で、「藤まつり」が始まりました。神社の北側にそびえるアケボノフジも見ごろを迎えていて、観光客などでにぎわっています。
倉敷市鶴形山の山頂付近で咲くアケボノフジ。幹回り1・5mの巨木は、樹齢300年から500年といわれていて、岡山県の天然記念物に指定されています。木の衰えもありますが、去年に比べて花の着きは良く、今が見ごろです。訪れた人は、写真撮影をするなどして、思い思いに鑑賞していました。「藤まつり」期間中は、雅楽演奏が随時行われるほか、抹茶と藤戸まんじゅうの接待があります。また、阿智神社の境内では、地元倉敷東小学校の児童が阿智のフジづるで作ったクラフト作品が展示されているほか、3日と4日には、十二単のお服上げや大正琴の演奏会などが楽しめます。そして、5日(こどもの日)には、親子昔遊びのイベントが行われる予定です。




