総社市久代の真言宗のお寺勝福寺で、日本の伝統文化の一つ「お香」の世界にスポットを当てた展覧会「寶燈展」が開かれました。
総社市久代の勝福寺は、日本の伝統文化に触れる展覧会を平成22年から毎年、開催しています。4回目の今年は、和の香り「お香」の世界に着目し、勝福寺所蔵の香木、香炉、香合、香盆や香道の道具類を展示しました。先人たちが培ってきた伝統文化の一つ「香の世界」に触れ和の香りの持つ効能や香道に見られる日本人の美意識を感じてもらうのがねらいです。寶燈展では、高野山で線香の製造を営む香老舗「大師堂」の店主高梨晃瑞さんを講師に迎え「お香の話」と題した講演も行われました。講師の高梨さんは、線香の作り方をはじめ、伽羅、沈香)、白檀といった香木にまつわる話や、日本の香道の素晴らしさなどを語り、訪れた約50人の聴衆は、「お香の世界」への認識を深めていました。




