総社市は臨時市議会を開き、総社市で美術館を造る場合の条件などについて、吉備国際大学の守安 収教授から専門的な意見を聞きながら具体的な方向性を決めていくことが可決されました。
守安 教授は吉備国際大学の文化財学部長で、県立美術館の学芸員や県立博物館の運営にも長年携わってきました。総社市では岡山県から無償譲渡された『旧吉備路郷土館』を美術館として活用することを目指していましたが、平成23年9月の定例市議会で立地条件や広さなどから旧吉備路郷土館の美術館への改修は困難という、総務文教委員会の調査結果が可決されています。総社市ではその後も美術館について調査を行ってきましたが、専門的な立場の人から意見を聞くことで美術館建設へのより具体的な方向性を打ち出したい考えです。今後、守安教授から市へ5月中旬を目途に調査、意見が提出され、これを受けて総務文教委員会が調査を進めていきます。6月市議会には総務文教委員会が調査報告するとともに具体的な方向性をまとめていく予定です




