倉敷中央病院が、きょう(16日)付けで県から救命救急センターの指定を受けました。この指定により病状の重い救急患者が24時間体制で受け入れ可能となります。
開所式では、小笠原敬三院長が、「職員たちのより一層の協力が必要になる。一緒に頑張っていきましょう」と挨拶。倉敷中央病院は、去年9月、初期での診療をスムーズに行うために、重症の患者と一般患者の診療場所を分け、救急用の待合室や病棟12床を整備。そして、救命救急センターの指定によりきょう(16日)から、集中治療室8床が稼働しました。また、処置には、救急の医療を専門とする19人の医師に加え、それぞれの科の医師も当たるため、これまで以上に迅速な処置が可能になります。倉敷中央病院では、これまでも、年間およそ7万人の救急患者を受け入れていましたが、今回の救命救急センターの指定により、より多くの患者に対応できると期待されています。
【インタビュー】救命救急センター 福岡敏雄センター長
救命救急センターには、川崎医科大学付属病院や岡山大学病院などが指定されていて、倉敷中央病院は県内で5例目です。




